事業承継

  • 投稿
  • 2014/07/07
  • 編集
  • 2015/02/24

M&Aによる事業承継とは?

M&Aによる事業承継

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M&Aとは、合併(Merger)と買収(Acquisition)の英単語の頭文字からとった言葉で、会社や事業の売買のことをいいます。

会社の財産一切合財、事業も経営権も全て他に引き継ぎたい場合には、合併・株式の売却・株式交換を検討し、一部だけを残す場合には会社分割または事業譲渡を検討することができます。

会社に今後も順調に成長していく見込みがあるようなら、M&Aを検討する余地が十分にあります。

マルナゲ

M&Aとは

M&Aとは、合併(Merger)と買収(Acquisition)の英単語の頭文字からできた言葉です。
簡単に言うならば、会社や事業の売買のことを意味しています。

 

M&Aによる事業承継の種類

M&Aによる事業承継には、
合併・株式の売却・株式交換・会社分割・事業譲渡などの種類があります。

 

合併

合併とは、会社の権利義務の全てを他の会社に引き継ぐ行為をいいます。

資産や負債はもちろん、従業員の雇用も維持することができます。
会社が合併により消滅し、ほかの会社が合併後も存続するという形態で、事業承継を行なうことになります。また、合併することにより、合併後存続する会社の株式を取得することができます。

 

株式の売却

M&Aの中で最も簡単な手続きで、所有している自社株式を他者に売却することができます。

会社は株主が変わるだけで、会社の中身は全く変わらない形になります。
新たな株主が経営陣を送り込んで経営を行なうという形態で事業の承継が行なわれます。この方法により、現金で株式売却収入を手にすることができます。

 

株式交換

株式交換とは、会社の株式を他の会社に取得させることで、その会社を他の会社の完全子会社にする方法です。株式の売却と同様、株主が変わるだけで、会社の中身自体は変わらないことになります。株式交換により、他の会社の株式を手にすることができます。会社は他の会社の子会社になることにより、事業を承継することができます。

 

会社分割

会社分割とは、会社の事業で有する権利義務の全てまたは一部を、他の会社に引き継ぐ行為のことです。

会社の事業が他の会社に吸収されることにより事業が承継されます。
会社分割の対価は、分割元の会社が事業を引き継ぐ会社から受け取る形になります。会社分割と同時に、分割元の会社が事業を引き継ぐ会社の株式を配当するという形で分割契約を締結することで、事業を引き継ぐ会社の株式を手に入れることが可能になります。

 

事業譲渡

事業譲渡とは、会社の事業にかかる資産や負債を一括売買することをいいます。

事業を他の会社に引き継ぐという点では会社分割に似ていますが、包括的な引き継ぎではないため、買い手にとっては不要な資産や事業要素は引き取ってもらえないことがあります。
事業譲渡の対価は現金で、事業を譲渡する会社が取得する形になります。

 

まとめ

会社の財産を全て、事業も経営権も他に引き継ぐ場合には、合併・株式の売却・株式交換を検討することができます。

一方、資産や事業を会社に残しておく場合や、優良な事業に絞って買い手を見つける場合には、会社分割や事業譲渡を活用することができます。


マルナゲ

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