事業承継

  • 投稿
  • 2014/06/28
  • 編集
  • 2015/02/24

子供に事業承継をする上での対策はありますか?

生前贈与を考える家族

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事業承継の対策は、大きく2つに分けられます。

「後継者と関係者への対策」「財務面での対策」です。

これらの対策をきちんと行っておくことで、スムーズに事業承継を行うことが可能となります。

マルナゲ

事業承継の対策

日本には、無数の中小企業があります。
ここ数年、経営者の高齢化が深刻化し、後継者の問題は大きな課題となっています。

経営者の変更は、会社の業績に大きく影響を与えかねませんので、事前にしっかりと準備をしておくことが大切になります。

では、具体的になにをすればいいのでしょうか。

事業承継の対策は、大きく2つに分けられます。
「後継者と関係者への対策」「財務面での対策」です。

後継者と関係者への対策

まず、「後継者と関係者への対策」です。

今まで家族として接していたお子様に対して、経営者として接しなければいけません。
事業継承前に、会社の様々な部門の経験を持たせることや、一部門の責任者を任せるなどして、社内でも教育できる環境を作りましょう。そのことによって、会社全体を把握することが可能となります。

また、社外で行われている経営者セミナーなどへ参加させるなどとして、経営者として知識を持たせるように心がけましょう。現在、多くの企業で経営者セミナーが行われていますので、該当する業種などのセミナーを探してみるのもよいでしょう。

さらに、もし事業承継まで時間があるのであれば、他の会社に一度勤務をさせ、別の視点での経営の方法を習得させることも有効な対策といえます。

社内で勤務している従業員や取引先などの事業関係者に対しては、事前に「事業承継計画表」などを作成し、説明しましょう。役員がいる場合などは、経営者の事業承継のみならず、その他の経営陣の構成なども明確にしておく必要があります。

 

財務面での対策

次に、「財務面での対策」です。

財務面で考えなければいけないことは、会社の株式などの資産の分配についてです。
会社経営を安定させるためには、きちんと経営の支配権を経営者が持っている必要があり、そのためには、後継者に対して、資産を集中させることが大切です。

すでに株式を分散させている場合は、買い取りを進めておく必要があります。

また、一般的には、事業の資産は経営者が所有しており、経営権と所有権が同一になっている場合がほとんどです。
後継者以外に相続すべき人がいる場合、きちんと配慮と対策を行っておかないと、のちに現経営者に万が一があった場合、弊害が生じます。

あわせて、事業承継には税金も発生しますので、事前に節税対策を考えておく必要もありますね。
「生前贈与」「会社法の活用」「遺言の活用」など様々な方法がありますので、あらかじめどのような方法を取るのかを決めておきましょう。

 

まとめ

事業承継は、日本の中小企業を営む方にとって大きな課題となっています。
後継者が事業を引き継いだ際に問題なくスタートできるように、事前に対策をきちんととっておくことが大切となります。

また、事業承継時は問題がなくても、現在の経営者に万が一があったときにトラブルになったというケースは多く聞かれます。特に資産の分配は複雑な問題となるため、専門家に相談することをおすすめします。

大切に築き上げてきた事業を、お子様に任せるために、余裕をもった事業承継が必要です。


マルナゲ

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