確定申告

  • 投稿
  • 2014/06/27
  • 編集
  • 2015/02/25

正社員とアルバイトをかけもちしている場合の確定申告の注意点は?

非課税枠を説明する手

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正社員とアルバイトをかけもちして働いている場合における最初の注意点は、確定申告が必要か否か、です。

2ヶ所から収入を得ている場合、確定申告が必要といわれていますが、アルバイト先の収入が20万円を超えない場合は、確定申告は必要ありません。

アルバイト先での収入と給与や退職金以外の収入の合計が20万円を超えて、初めて確定申告が必要になります。

次に注意が必要なのは、アルバイト先の収入の支払われる費目です。

給与となっているのか、報酬や手数料となっているのかで、その扱いが変わってきます。
給与とされている場合には、確定申告の際に経費が認められませんが、報酬として支払われている場合は、確定申告の際に事業所得として申告すれば、経費が認められ節税することが出来ます。

そのためには、日頃から経費となり得る領収書などをこまめに保管しておくことが大切です。

 

※「初めてでもわかる!確定申告解決完全ガイド」では、確定申告の仕組みがすべてがわかります!あわせてご確認ください。

確定申告の教科書

かけもちでアルバイトをしていても確定申告が不要な場合

正社員以外の、アルバイト先の収入が20万円以下の場合は、確定申告は不要です。

具体的には、アルバイト先の収入と、それ以外の収入(例えば、不動産収入や手数料など)の合計が20万円を超えない場合です。

年間のアルバイト収入が18万円、という場合には確定申告をする必要がありません。アルバイトの収入が15万円で、家賃収入が6万円、という場合には確定申告が必要になります。

 

アルバイトが給与として支払われている場合の確定申告

アルバイト先で源泉徴収される所得税率は、収入から社会保険料等控除後の差し引き、3.063%をかけたものになります。

例えば、88,000円の給与が支払われ、社会保険料控除などがなかった場合は、所得税額は3,200円です。

 

アルバイト給与を確定申告する為の必要書類

給与所得を確定申告するためには、国税庁のホームページや、税務署、市町村の税務課で、白色申告書を入手しましょう。

それから、給与所得の源泉徴収票の原本、医療費の領収書、社会保険料控除証明書、生命保険料・地震保険料の控除証明書、寄付金の受領書など、各種控除に必要な書類を用意します。

 

アルバイト給与の確定申告書の書き方

正社員の給与額と、アルバイト給与額の合計を、申告書の給与欄に記入します。

 

確定申告書の提出可能期間

確定申告は2月15日から3月15日(土日をはさむ場合は翌営業日)の間に行わなければなりません。

 

アルバイトの収入が報酬として支払われている場合の確定申告

アルバイトの収入が給与としてではなく、報酬や手数料といった形で支払われている場合には、収入から経費を差し引いた額に所得税がかかります。

必要経費が多ければ多いほど、支払う所得税は少なくなり、還付される所得税が増えますので、必要な経費の領収書などを保管した上で、必ず確定申告を行いましょう。

 

アルバイトの報酬は事業所得か雑所得か

結論から言えば、どちらでもかまいません。

どちらも収入から経費を差し引くことができますので、経費がある場合は支払う所得税額が少なくなります。

事業所得として扱う場合も、開業届などの書類は必要ありません。
通常の白色申告で行うことができます。

 

確定申告する際の必要書類

アルバイト給与を確定申告する際の必要書類に加えて、必要経費の領収書などを用意しましょう。

ガソリン代や、交際費なども認められますので該当する出費がある場合にはこまめに領収書を保管しておいてください。

事業所得として申告する場合、収支は帳簿をつけなければならず、
帳簿は7年、領収書等は5年保管しなければなりません。

 

まとめ

2か所以上で勤務している場合だと、確定申告を必ずしなければならないと思われる方もいらっしゃいますが、上記でご説明したように、副業となる給与が年間の合計で20万円を超えていない場合は確定申告は不要となります。

確定申告が必要な人は、会社の年末調整とは違い、自身で申告書など必要書類の準備を行わなければいけません。
上記の注意点を押さえて、申告を行いましょう。


確定申告の教科書

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