確定申告

  • 投稿
  • 2014/06/24
  • 編集
  • 2015/02/25

確定申告はやり直しを、期限後でも出来るか?

確定申告の期限後やり直し

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確定申告は、期限後でもやり直しが出来ます。
下記のいずれかの方法で、確定申告のやり直しを行いましょう。

・税金の払いすぎに気付いた場合や還付される税金が少なかった場合⇒更正の請求
・税金の払い忘れに気付いた場合や還付される税金が多かった場合⇒修正申告

更正の請求の場合は、期限がありますし、修正申告の場合は、延滞税や過少申告加算税がかかりますので、間違いに気が付かれた場合は、すぐに手続きを行いましょう。

確定申告の教科書

確定申告のやり直し

確定申告の申告書類を提出した後、計算の間違いに気づいたり、出し忘れていた医療費の領収書があったりと、申告をやり直したい場合は、訂正をすることが可能です。ただし、訂正の内容により、手続きが異なります。

 

更正の請求

税金の払いすぎに気付いた場合や、還付される税金が少なかった場合、つまり税金を返してもらう手続きをしたい場合は、「更正の請求」という手続きをします。

更正の請求はに該当するのは、例えば以下のような人です。

・個人事業主の方で、所得税の申告をしたが、あとから仕入や経費などの領収書が見つかり、実際の所得より多く申告していた人。
・サラリーマンの方で、医療費控除の申告をしたが、あとから家族の分の医療費の出し忘れていたことに気が付いた人。

 

更正の請求の方法

更正の請求は、税務署に「所得税の更正の申出書」を提出していただきます。
「所得税の更正の申出書」は、税務署に取りに行っていただくか、国税庁のホームページにてダウンロードをすることが可能です。

仮に、経費の領収書の出し忘れに気付いた場合は、「所得税の更正の申出書」に正しい所得の金額を記入し、出し忘れた領収書を添付します。(※申告時に収支内訳書を提出している場合は正しい内容で記入し直し、再度提出しましょう。)

払いすぎた税金は、申出書を提出後、ご自身の指定した口座に返金されます。(振込には、3か月程度かかります。)

 

更正の請求の期限

更正の請求の期限は以下の通りです。

・平成23年度分以降の申告のやり直しの場合…その時の提出期限から5年以内
・平成22年度分以前の申告のやり直しの場合…その時の提出期限から1年以内

つまり、平成23年度分より前の申告の訂正は、還付申告の場合しか出来ず、平成23年度分の以降の申告の訂正であれば、どの申告の場合でも可能です。

このように、払いすぎた税金を返してもらう手続きの場合は、比較的簡単に手続きをすることが可能です。

 

修正申告

税金の払い忘れに気付いた場合や、還付される金額が多すぎた場合、税金を追加で支払う手続きを行います。
この手続きを「修正申告」といいます。

修正申告は、更正の請求と違い、注意をしなければならない点があります。

 

修正申告の注意点

修正申告を行うということは、支払った税金に不足があったということを意味します。たとえそれが意図的でないとしても、税務署側からみると不正と思われてしまう可能性があります。そのため、間違いに気づいたら、すぐに「修正申告」を行いましょう。

修正申告の場合は追加で納める税金に対して、「延滞税」が発生します。延滞税は、実際の納付期限から2か月以内であれば、年7.3%、2か月以降であれば、年14.6%の割合でかかってきますので、ご注意ください。

さらに、もし税務署からの指摘後に修正申告を行った場合になると、「過少申告加算税」の納付も必要となります。
過少申告課税の金額は、追加で納める税金の10%~15%(追加納付する税額によって異なります。)にあたる額となります。

このように期限後の修正申告は、通常支払う必要のあった税金以上の税金を納めなければいけないため、注意しましょう!!

 

修正申告の方法

修正申告は、税務署に「修正申告書」の提出をしていただきます。
「修正申告書」は、税務署に取りに行っていただくか、国税庁のホームページにてダウンロードをすることが可能です。
修正申告書に、訂正前の金額と訂正後の金額を記入し、提出しましょう。

申告した内容によって大きく異なりますので、税務署に直接行っていただき、必要な追加書類がないかどうかを確認されることをおすすめします。

 

修正申告の期限

修正申告に期限はありません。ただし、先ほどご説明したように、税務署から連絡が来てからですと遅すぎてしまいますので、間違いに気が付いたらすぐ手続きを進めましょう。

 

まとめ

確定申告のやり直しは、大きく二つの方法に分かれています。
払いすぎた税金を返してもらう「更正の請求」は、期限があり、税金を追加で支払わなければならない「修正申告」は、追加で支払う税金があるため、なるべくすみやかに手続きを行う必要があります。今まで、医療費控除を受けていなかったという方は、「更正の請求」の期限内であれば、税金が戻ってくる可能性がありますので、今からでも手続きをされることをおすすめします。

また、所得の入れ漏れがあったなど「修正申告」が必要な方は、ばれないかもしれないと安易に考えずに、「過少申告加算税」を支払う必要のないうちに、そして「延滞税」を抑えるために速やかに手続きをされることをおすすめします。

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