確定申告

  • 投稿
  • 2014/06/27
  • 編集
  • 2015/02/25

確定申告に使用する申告書の種類とは?

確定申告種類

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確定申告に使用する申告書は、申告する所得の内容によって異なります。申告書の種類はおもに4つにわけられます。

  • 申告書A
    サラリーマンやアルバイト・パートの方、年金受給者など、給与所得、一時所得、配当所得、雑所得があった人が使用。住宅ローン控除や医療費控除を受ける場合にも使用する。
  • 申告書B
    主に、個人事業主の方や、不動産のオーナーが使用する。
  • 申告書第三表(分離課税用)
    土地・建物や、株の譲渡があった場合に、申告書Bにあわせて提出する。
  • 申告書第四表(損失申告用)
    赤字を繰り越しをする、赤字の繰越しがある場合に、申告書B表にあわせて提出する。

初めて確定申告を行う方で、税務署に申告書をもらいに行ったところ、色々申告書が置いてあり、どれを選べばいいのかわからないという方が多くいらっしゃいます。使用目的によって、申告書の種類が異なりますので、しっかりと確認しましょう。

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申告書の入手方法

申告書の種類を確認する前に、申告書の入手方法を確認しておきましょう。

申告書の入手方法は、以下の2つになります。

  • 税務署に直接取りに行く。
  • 国税庁のホームページよりダウンロードする。

申告書は、どの税務署でもおいてあるものは変わりませんので、実際に納税する税務署でなくても構いません。また、一度申告を行うと、納税した税務署から翌年から事前に申告書が送られてくる場合もあります。

 

 

申告書の種類

確定申告に主に使用されるものは、「申告書A」「申告書B」「申告書第三表(分離課税用)」「申告書第四表(損失申告用)」の4種類があります。それぞれ対象となる人が異なりますので、ご自身の場合はどの申告書を使用しなければならないのか、きちんと確認をする必要があります。

申告書A

「申告書A」は、給与所得、一時所得、配当所得、雑所得があった人になります。

つまり、サラリーマンやアルバイト・パートの方、年金受給者、株の配当金や、生命保険の満期金をもらった人が使用する申告書となります。※ただし、予定納税がある方は使用できません。

  • 給与所得の申告
    サラリーマンやアルバイト・パートの方は、通常勤め先にて年末調整を行いますが、年次の途中で会社を辞めた場合などは、ご自身での申告が必要になります。
  • 一時所得の申告
    生命保険や損害保険の満期一時金や、懸賞の賞金、競馬・競輪の払戻金などの所得があった場合の申告のことです。
  • 配当所得の申告
    株の配当金や投資信託の分配金などの所得があった場合の申告のことです。
  • 雑所得の申告
    公的年金や、副業での原稿料・印税などの所得があった場合の申告のことです。

また、住宅ローン控除の初年度の方や、医療費控除を受けられたい方も、申告書Aを提出します。

 

申告書B

「申告書B」は、給与所得、一時所得、配当所得、雑所得にに加えて、事業所得、不動産所得、譲渡所得、利子所得も対象になるため、どの所得を申告する場合にも使用できます。

つまり、だれでも使用できる申告書ということです。ただし、申告書Aは申告書Bを簡易化したものになるため、申告書Aで間に合う方は、申告書Aを使用したほうがいいでしょう。主に、個人事業主の方や、不動産のオーナーはこの申告書を使用します。

 

申告書第三表(分離課税用)

「申告書第三表」は、土地・建物や、株の譲渡があった場合に、申告書Bにあわせて提出する書類になります。分離課税というのは、土地・建物の譲渡や株の譲渡は、他の所得と分けて計算をすることです。

 

申告書第四表(損失申告用)

「申告書第四表」は、所得が赤字で、翌年に赤字を繰り越したい場合や、前年度からの赤字の繰越しがある場合に、申告書B表にあわせて提出する書類になります。

 

 

まとめ

確定申告書AとBの違いは、申告をする人の所得の種類によって異なります。

通常サラリーマンなど給与所得の方は、簡易な申告書である「申告書A」を使用することができますが、事業所得や不動産所得のある人は「申告書B」を使用しなければいけません。

個人事業主の申告はすこし面倒で、用意しなければ書類も複数あります。申告内容をきちんと確認する時間がなく申告書を作成してしまったという経営者様も多くいらっしゃいますが、もしかするともっと経費にいれれた領収書があった方という方も少なくないのではないでしょうか。余裕をもって申告書作成し、正しい申告を行うことは、納める税金を最小限におさえるにもつながります。

事業で手が回らないという方は、一度税理士などに過去の申告について相談してみてはいかがでしょうか。

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