税務調査

  • 投稿
  • 2014/07/01
  • 編集
  • 2015/02/25

税務調査ではどんなことを指摘されますか?

税務調査の指摘

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税務調査では、正しく申告がなされているかどうかを調査します。その中で、過剰な経費、売上除外や棚卸除外、などがあれば指摘されます。

この中でも、一番多く指摘されるのが経費の不備です。特に個人事業主や同族会社の場合、家族や社長本人の個人的支出を経費に算入しているケースが多く指摘されています。

マルナゲ

税務調査で指摘される経費とは

経費を調査される際には、個人事業主や家族経営の会社が、
会社としてではなく一個人として出費した費用まで、事業での経費として算入していないか、
という観点からチェックされます。

経費の指摘が多い理由

経費の仮装を指摘し修正申告をすることになると、
ダブル課税といって二重に所得税を徴収することができます。

具体例で説明しましょう。

とある会社の社長が、事業所得から、経費として家族の飲食代1年分100万円を差し引いていたとします。すべて事業内容とは関係のない個人的な飲食代です。
税務調査が入れば、経費としては認められません。
その場合、100万円にかけられるべき所得税を追加で支払わなければなりません。さらに、この100万円は、会社の社長の報酬としてみなされるわけですから、こちらにも所得税が発生します。

ダブル課税が可能な上に、多くの社長や個人事業主が節税という名の元に経費を過剰に算入しているため、経費に対する指摘が多くなっているのです。

 

経費の指摘事項の実例

過去に、経費の仮装として指摘された項目には以下のようなものがあります。

・家族がプライベートで利用している車の本体費用、及びガソリン代等の経費
・自宅に設置しているテレビ代
・家族旅行の費用
・業務に関係のない飲食代
・業務に関係のない服飾・美容費用

このように、一見して業務と無関係であると思われる費用は、税務調査で指摘されることが多いのです。

その他の指摘事項

経費以外にも様々な指摘事項があります。

売上除外

本来は、売上であるにも関わらず領収書を発行せずに売上に計上しないなど、
売上を少なく見せる行為です。

 

棚卸の過少申告

棚卸を故意にもしくはミスで少なく申告する行為を言います。

商品や材料の在庫は資産とみなされますのでその金額に応じて課税されます。
故に、棚卸の際に本来よりも在庫を少なく記帳しておくことで税額を減らすことが可能です。

 

売上の繰り延べ

売上を少なく見せるために、本来は年度内に売り上げているにもかかわらず、翌年度に繰り越す行為です。

 

経費で指摘を受けないために

税務調査が入っても経費で指摘を受けないためには、正しい経費を算入しておくことが第一です。
しかし、中には税務署からは経費としては認められないような経費もあります。この経費は少し、怪しまれそうだな、と思ったらそれが間違いなく経費であるという証拠を取っておきましょう。
例えば、海外への研修旅行の費用であれば、海外で研修を行った資料や写真を残しておくと効果的です。


マルナゲ

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