相続税

  • 投稿
  • 2015/03/12
  • 編集
  • 2015/03/12

相続税の支払いはいくらから発生するか?

相続したお金の上で考える男性

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相続額が基礎控除3,000万円に、法定相続人一人当たりにつき600万円の控除を加えた金額を超えた場合、相続是の支払いをしなくてはなりません。

相続税の支払いは、相続額が基礎控除の金額を超えると発生します。

平成26年までは基礎控除5,000万円と法定相続人一人につき1,000万円の控除が認められていました。しかし、平成27年1月から相続税が事実上の増税となり、基礎控除3,000万円、法定相続人一人につき600万円に改正されます。(平成26年12月現在)

相続税の控除について

まずは相続税を計算する上で必要な控除の知識についてご紹介していきます。

 

基礎控除

相続税の基礎控除は3,000万円です。仮に相続額が3,000万円以内の場合は自動的に相続税の支払いは免除されます。

平成26年までは基礎控除は5,000万円でした。しかし、平成27年1月から基礎控除が3,000万円にまで引き下げられることになりました。

 

法定相続人とは

法定相続人とは、民法上で定められた財産を相続することのできる人を指します。この場合、遺言で示された相続人とは異なりますのでご注意ください。

相続税法上、基礎控除3,000万円に加えて、法定相続人一人につき600万円の控除が認められています。

基礎控除と同様に、この法定相続人の控除額についても平成27年1月から変更されることになりました。平成26年までは法定相続人一人につき1000万円の控除が認められていたため、40%も控除額が減らされることになりました。

 

基礎控除と法定相続人の控除額の合計が控除額

上記をご参考にしていただいて、相続税の控除額は、以下の計算式でもとめられます。

相続税の控除額=基礎控除3000万円+(法定相続人の数×600万円の控除)

たとえば、法定相続人が2人いる場合は法定相続人の控除額が1200万円となり、これに基礎控除3000万円を加えた4200万円が相続税の控除額となります。以前までは同じケースでも7000万円の控除が認められていたため、相続税は事実上の大幅な増税となっています。

 

 

相続税の支払い額

上記から相続税の控除額のルールはご理解いただけたと思います。では実際に相続税の課税対象額を計算する方法をご紹介していきます。

 

相続税課税対象額の計算方法

相続税の課税対象は控除額を超えた相続分です。つまり、計算式にすると以下のようになります。

「相続税課税対象額=相続額—控除額」

つまり、先ほどの法定相続人が2人いるケースでは控除額である4200万円を超えた分に対して相続税が発生するということになります。仮に相続額が5000万円であった場合、控除額である4200万円を超える800万円が相続税の課税対象となります。

『計算式』
5000万円(相続額)—4200万円(控除額)=800万円(相続税対象額)

 

相続税の支払額

先ほども説明したように、相続税の課税対象額は控除額を超えた相続分です。控除額を超えた相続額に税率を掛け合わせたものが相続税の支払額となります。

相続税の税率は以下のようになっています。

相続額 税率
1,000万円以下 10%
3,000万円以下 15%
5,000万円以下 20%
1億円以下 30%
2億円以下 40%
3億円以下 45%
6億円以下 30%
6億円超 55%

 

先ほどのケースでは相続税対象額は800万円であったため、税率は10%になります。そのため、相続税の支払額は800万円の10%である80万円です。

『計算式』 800万円×10%=80万円

 

 

まとめ

相続税の支払いは控除額を超えた相続分に対して発生します。相続税の支払額は控除額を超えた相続分に税率を掛け合わせたものです。また、平成27年から基礎控除が減額されて相続税が実質的に大幅増税されるという点についてもご注意ください。

カルク


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