独立・開業

  • 投稿
  • 2014/06/28
  • 編集
  • 2015/02/25

開業時に作成する事業計画書とは、どのようなものですか?

開業時に必要な事業計画書

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事業計画書とは、事業を成功させるためのプランや、どのような事業を起こしたいかを説明するための資料です。基本的に自身で使用するために作成をしますが、金融機関に融資を受ける際や助成金を申請する際に提出が求められます。

事業計画書の作成意味

事業計画書を作成する意味は主に以下の2点です。

1.金融機関からの借り入れ、ベンチャーキャピタルからの出資
2.自分の事業ビジョンを資料に落とし込み、明確化する

事業を行う上で最終的なゴールは、「事業の収益化=成功」といえます。

事業計画書とはそのゴールを見て、そこに至るためのプロセスを練りあげていくものになります。事業収益化というゴールに向け、見当違いやデータの読み違え等が起こらないように、経済情勢の変化、景気変動、材料調達などの変動要因を織り込んだうえで、事業計画に盛り込むことが求められます。

そのため、計画通りに進まない不測の事態をいかに乗り越えられるかという点を盛り込んだ上で、収益構造を構築するかが大切です。

 

事業計画書の記載事項

事業計画書に記載すべき事項として、下記のことがあげられます。

1.事業プラン名

簡潔に表現され、何の事業なのかわかりやすく記載する必要があります。

2.事業内容

どの市場で、誰をターゲットに、どんな商品を売っていくのかを記載します。

3.市場環境

現在の市場関係の分析と、そこで新規事業を起こした場合のシミュレーションを行います。

4.競合

競合する会社、ターゲットの競合をふまえ、自社の優位性、差別化のプランニングを決めます。

5.実現プロセス

市場へどのように乗り出すか、認知、販売ルート、販路確保などプロセスを具体化します。

6.経営方針

仕入、開発、生産、人員、組織などそれぞれの計画を、事業継続という観点で可視化します。

7.想定されるリスクと対処方法

リスクや問題点を想定し、それに対する対処方法を考案します。

8.資金計画

収支予測、資金繰り計画の明示。資金調達方法、返済計画、株式会社なら配当計画も提示します。

 

事業計画書作成における注意点

事業計画書の作成にはいくつか注意点があります。
以下の項目に当てはまる場合、計画書の見直しを行ったほうがいいでしょう。

・資金や人員から考えて到底実現不可能な計画になっている

・他人が容易にマネできる事業である時、その対応策が皆無

・想定客層の極端な絞り込みを行っていないか

・事業を推進していくための人材は確保できるか

・現在の流通・販売方法から大きく逸脱していないか

・特許、商標、著作権に抵触していないか

・事業計画書が自分だけしか理解できない内容になっていないか

・事業計画が膨大過ぎないか

・内容が偏っていないか

・人にプレゼンテーションできる内容となっているか

 

事業計画書を閲覧するのは自分だけではありません。第三者が見て理解できる内容ではないと意味を成しませんので、その点をしっかりと意識して作成するように心がけましょう。

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