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  • 投稿
  • 2014/06/29
  • 編集
  • 2015/02/25

高額療養費の計算方法を教えてください

高額療養費計算方法

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高額療養費制度とは、公的医療保険における制度の一つで、国民健康保険の加入者が、1人1か月(1日から月末まで)に医療機関や薬局の窓口で支払った医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

高額療養費では、年齢や所得に応じて、本人が支払う医療費の上限が定められており、またいくつかの条件を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みも設けられています。

具体的には、70歳未満と70 ~74歳の方、また70歳未満70歳以上が同世帯の方では高度療養費の計算方法や自己負担限度額が異なってきます。70歳未満の方で、医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。

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年齢に応じた自己負担限度額

高度療養費の計算方法は、年齢に応じて異なっています。70歳未満の方と70 ~74歳の方、また70歳未満70歳以上が同世帯の方の自己負担限度額は、以下の通り計算方法が異なりますので、ご参照ください。

 

70歳未満の計算方法

・上位所得者では、150,000円+1%(医療費が500,000円を超えた額の1%)。
4回目以降の自己負担限度額は、83,400円。

・一般では、80,100円+1%(医療費が267,000円を超えた額の1%)。
4回目以降の自己負担限度額は、44,400円。

・市民税非課税世帯では、35,400円(4回目以降は24,600円)。

 

70 ~74歳の計算方法

・一定以上所得者は、外来で44,400円、外来と入院は80,100円+1%(医療費が267,000円を超えた額の1%)で、4回目以降は44,400円。

・一般は、外来で12,000円、外来と入院は44,400円。

・住民税非課税世帯は、外来で8,000円。外来と入院は、低所得者2で24,600円、低所得者1で15,000円。

 

70歳未満と70歳以上が同じ世帯の計算方法

・一定以上所得者は、個人単位の外来で44,400円、入院含む世帯単位は80,100円+1%(医療費が267,000円を超えた額の1%)で、4回目以降は44,400円。
国保世帯全体は、上位所得者で150,000円+1%(4回目以降は83,400円)、一般で80,100円+1%(4回目以降は44,400円)。

・一般は、個人単位の外来で12,000円、入院含む世帯単位は44,400円。国保世帯全体は、上位所得者で150,000円+1%(4回目以降は83,400円)、一般で80,100円+1%(4回目以降は44,400円)。

・低所得2は、個人単位の外来で8,000円、入院含む世帯単位は24,600円。国保世帯全体は、低所得者で35,400円(4回目以降は24,600円)。

・低所得1は、個人単位の外来で8,000円、入院含む世帯単位は15,000円。国保世帯全体は、低所得者で35,400円(4回目以降は24,600円)。

 

所得の定義

・一定以上所得者とは、同一世帯に課税所得145万円以上の所得がある70歳以上の人がいる人。

・低所得者1とは、世帯主及び世帯員全員が市民税非課税で、その世帯の各所得が必要経費・控除・(年金の所得は控除額を80万円として計算)を差し引いたときに0円となる人。

・低所得者2とは、世帯主及び世帯員全員が市民税非課税である人。

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