控除

  • 投稿
  • 2014/11/28
  • 編集
  • 2015/02/25

健康診断で再検査となった場合、医療費控除の対象となりますか?

再検査の費用

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健康診断で再検査となった場合、以下の通り、費用が医療費控除の対象となる場合とならない場合があります。

  • 再検査の結果、病気が見つかった場合の検査費用
    ⇒控除対象となる。
  • 再検査の結果、異状がなかった場合の検査費用
    ⇒控除対象とならない。

医療費控除の対象となるのは、健康診断で病気が発見され、治療をした費用のみです。たとえば、人間ドックのように検査費用がかかったとしても、病気が発見されなかった場合は実費となります。

その他にも医療費控除の対象として、治療費以外には交通費や入院費、出産などがあります。また医療費控除に必要な書類としては、「給与所得の源泉徴収票」や「医療費の領収書」、「診察券のコピー」、「医療費控除の内訳書」がありますので、確定申告の時にそれぞれを用意しておく必要があります。

 

【詳しく回答をみる】

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医療費控除とは

自分や自分と生計を共にしている人が対象で、その人たちの医療費を支払った場合に適応されます。

 

医療費控除の対象となるもの

その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費が対象となります。

 

医療費控除の対象となる金額

医療費控除は上限が200万円と決まっています。また10万円もしくは所得額が200万円未満の人は所得額の5%の金額を差し引き、保険金などがある場合は保険金まで差し引いた金額となります。

 

医療費控除の計算方法

医療費控除額は、生計を一にしている家族が支払った1年分の医療費のすべてを控除できるというわけではありません。保険金や高額療養費などで補われた費用は、差し引かなければいけません。

そのため、以下のような計算式となります。

医療費控除額=実際にかかった1年分の医療費-保険金等の補てん金-10万円※

※所得が200万円未満の場合は、10万円を引くのではなく、総所得の5%にあたる額を差し引きます。

 

申告手続きについて

医療費控除は、年末調整で申告することができないため、通常確定申告が不要なサラリーマンの方も、確定申告をしなければいけません。その際、「医療費を証明する領収書などの書類」や「源泉徴収票」が必要になります。

また、申告期間は5年間とされていますので、過去の分で申請漏れがある場合は5年以内であれば手続きをすることが可能です。

医療費控除の手続きや申請期間については、「Q.医療費控除の手続きの方法を教えてください」や「Q.医療費控除申請の期間はいつまで?」にてご説明しておりますので、あわせてご確認ください。

 

 

健康診断が医療費控除の対象となるか

必ずしも健康診断を受けたら、その費用が医療費控除の対象とはなるというわけではありません。また再検査を行った場合も同じで、すべてのケースで医療費控除の対象となるということはありません。

 

健康診断や人間ドックが医療費控除の対象となる場合

健康診断や人間ドックが医療費控除の対象となる場合は、重大な疾病が発見され、その疾病の治療を行った場合になります。その時の健康診断や人間ドックは重大な疾病の治療をするためのものと考えられるためです。

 

再検査を進められた場合

再検査は重大な疾病を発見するために行う検査になりますので、考え方としては健康診断や人間ドックと同じです。

 

医療費控除が対象となる医療費

医師による診療費や治療費、治療や診療に必要な医薬品代、病院や診療所などの費用、あん摩やマッサージなどの治療費、保健師や看護師などによる療養に必要な介護費、お産などの介助費などがあります。

この他、医師などによる診療や治療、施術などに必要なものも医療費控除の対象となります。たとえば、入院時の部屋代や食事代、松葉杖などです。おむつ代も含まれますが、その場合、医師が発行する証明書が必要になります。

医療費控除の対象となる費用については、「Q.医療費控除の対象、対象外の費用について教えてください」にて詳しくご説明しておりますので、あわせてご確認ください。

 

 

まとめ

健康診断や人間ドック、再検査について医療費控除を受けたい場合は何かしらか病気の治療を行う必要があります。

ただし、治療費が年間10万円以上かかっていなければ控除の対象となりませんので、事前に医療費控除がどのくらいになってくるのか計算することをおすすめします。また、所得額が200万円未満の人は所得額の5%以上が対象となりますので、自身の所得額を明確にしておく必要があります。

ちなみに医療費控除には、健康診断や人間ドック、再検査以外にも対象となる項目がありますので、あわせて確認しておくことをお勧めします。


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