控除

  • 投稿
  • 2014/06/27
  • 編集
  • 2015/02/25

医療費控除の手続きの方法を教えてください

医療費控除手続き

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病気や怪我をすると、病院にかかり多額の医療費が必要になります。

医療費控除とは、医療費が多くかかった年に、その医療費の負担を少しでも軽くするために、医療費の一部を税金から控除する制度のことです。10万円以上支払った医療費は、確定申告の手続きをすることによって、一部控除を受けることができます。

医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を、所轄税務署長に対して提出することで申告することができます。
医療費の控除は、かかった医療費から10万円を差し引いた残りの1割が税金から還元されます。この10万円以上という金額は、生計を一緒にする家族全員の医療費を合わせたものです。

確定申告の教科書

医療費控除

医療費控除とは、生計を一にする親族のために医療費を支払った場合、一定の金額の所得控除を受けることができます。

  • 手続方法
    医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を、所轄税務署長に対して提出する必要があります。医療費の支出を証明する領収書などの書類を確定申告書に添付する必要があります。給与所得のある人は、給与所得の源泉徴収票の原本も添付します。
  • 対象期間
    1年に掛かった医療費とは、1月1日から12月31日に掛かった医療関係費が控除対象です。
  •  提出
    翌年の2月16日から3月15日までに、税務署に確定申告書(医療費控除申請)の提出をする必要があります。

 

控除対象になるもの

病院での医療費、通院のための交通費、薬局で買った薬代、出産費用、付き添い婦さんへの賃金や食事代、寝たきりの人のおむつ代などは、控除の対象になります。また、医師から勧められて子供が治療のためにかける眼鏡代は、控除が認められています。ただし、医師の処方箋が必要です。

病気が見つかったときの健康診断費や人間ドック代、治療のために通うマッサージ代なども控除の対象になります。差額ベッド代は基本的には対象外ですが、治療のためにどうしても必要な場合は認められることがあります。

 

控除対象にならないもの

美容や健康維持のためのものは、医療費控除の対象にはなりません。人間ドックや健康診断、サプリメント、大人用の近視や遠視の眼鏡、コンタクトレンズは対象外のものです。

カイロプラクティックや予防接種の費用、診断書、マイカー通院のガソリン代や、入院した家族に付き添うための交通費も、医療費控除の対象とはなりません。

 

医療費から差し引く保険金

  • 出産育児一時金や配偶者出産育児一時金など健康保険から支給されたもの
  • 療養費や家族療養費、家族などの移送費、高額療養費など健康保険から支給されたもの
  • 損害賠償金や補てんを目的として支払われたもの
  • 傷害費用保険金や医療保険金、入院給付金など保険会社から支払われたもの
  • 給付金や医療費の補てんを目的として支払われたもの

 

医療費から差し引く必要がない保険金

  • 出産手当金や出産のため欠勤した場合に支払われたもの
  • 傷病手当金や健康保険から支給されたもの
  • 見舞金や使用者などから支払われたもの
  • 死亡保険金や重度傷害保険金、休業補償金など保険会社から支払われたもの

 


確定申告の教科書

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