控除

  • 投稿
  • 2014/06/24
  • 編集
  • 2015/02/25

ふるさと納税が節税になるって本当ですか?

ふるさと納税節税

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本当です。ふるさと納税は、節税対策として活用ができます。

ふるさと納税とは、全国の都道府県や市区町村へ寄付金を納めると、寄付金額によって所得税と住民税が一定額控除される仕組みをいいます。

これは新たに税金を納めるのではなく、あくまでも自身の選んだ地域に寄付金としてお金で納めることが出来ることを意味し、納めた寄付金に対して最低自己負担2,000円で控除を受けることが出来ます。

寄付金額に対して控除を受けることが出来る点、ふるさとの特産品を手に入れることが出来る点、この2つのメリットから、最近では、多くの方が活用しています。

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ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、全国の都道府県や市区町村などの地方自治体に個人で一定額以上の寄付を行った場合、所得税と住民税が定められた範囲で控除を受けることが出来る仕組みをいいます。

寄付金を納める自治体は、ご自身で好きな地域を選択することが可能です。納税という名前から、税金を新たに納めなければいけないと思われがちですが、あくまでも寄付金という扱いになります。

 

ふるさと納税が節税になる?

ふるさと納税は、確定申告を行うことで、納めた寄付金額を所得から控除することができます。
※控除の対象となるのは、寄付金額が2,000円以上の場合です。

ただし、寄付金額の全額が控除できるわけではありません。最低でも2,000円はご自身で負担していただくことになります。
例えば、10,000円の寄付を行った場合、8,000円が寄付金控除として申告することが出来るということです。

また、控除の金額は、世帯の家族構成や、対象者の収入額によって異なります。寄付金額に上限はありませんが、控除額には上限が定められています。(控除額の上限の目安は、住民税の1割程度です。)

最低負担額の2,000円で控除を最大限に活用したい場合は、寄付金額を計算しましょう。

例)年収300万円の給与所得者の場合。

  • 単身者
    ⇒寄付金額15,000円で、13,000円の税額軽減。
  • 夫婦2人
    ⇒寄付金額10,000円で、8,000円の税額軽減。
  • 夫婦2人と、子供(16歳~18歳)が1人
    ⇒寄付金額6,000円で、4,000円の税額軽減。

ご自身の寄付金額の目安を知りたい方は、「ふるさと納税ポータルサイト」にてご確認ください。

つまり、ふるさと納税をすると一定の税額控除を受けることが出来るということです。
しかし、最低でも2,000円の自己負担額がありますので、節税のみを目的にされる方にとっては、あまり大きなメリットがあるとは言えないでしょう。

 

ふるさと納税の控除の受け方

ふるさと納税の控除の受け方は、以下の通りです。

  1. 寄付をしたふるさと(自治体)から、領収書(寄付金証明書)を受け取る。
    寄付を行うと、寄付金額分の領収書または、寄付金証明書が発行されます。
  2. 確定申告を行う。
    普段から確定申告をされていた方はもちろん、今までは会社で年末調整を行っていたサラリーマンの方も、確定申告を行います。その際に、受け取った領収書または証明書を添付しましょう。
  3. 税額控除を受ける。
    所得税・住民税それぞれ控除額が決まるため、税の種類ごとに計算がされます。

個人事業主の方は、納めるべき所得税の金額が控除額分を引いたものになります。
サラリーマンの方の場合は、申告した年の3月ごろに、所得税分の還付金が振り込まれます。

住民税は、前年の所得額によって決まるため、還付という形になりません。申告した年の6月ごろに、税務署から控除分を引いた納めるべき住民税が通知されます。(サラリーマンの方の場合は、会社に通知がいきます。)

以上からわかるように、ふるさと納税の控除をするためには、確定申告を必ず行わなければいけません。

確定申告というと面倒で複雑と思われる方もいらっしゃると思いますが、郵送で提出することが可能ですし、サラリーマンの方の場合は、個人事業主の方の申告に比べて簡易に行うことが出来るので、ご安心ください。

 

2,000円以上の価値の特産品がもらえる!?

上記でご説明したとおり、ふるさと納税を行うと税金の控除を受けることができます。
また、ふるさと納税をすることで受けられるメリットがもう一つあります。
それは、納税先によっては特産品などをもらうことが出来るということです。

納税をすると、寄付金額によって決められたその地域の特産品などが送られてきます。お肉や、お酒、野菜、果物など、その地域によって異なりますので、納付先を決める際に特産品を参考に検討される方も多いです。
自己負担額以上の品を送られてくるケースも多いため、ふるさと納税が多くの方に利用される理由はこの点があげられます。

 

まとめ

ふるさと納税は、最近ではテレビなどで特集が組まれており、非常に多くの方が関心を寄せている事項だと思います。節税効果のみで考えると、ものすごいメリットがあるというわけではありません。税金の納め方をご自身で選択できるという点では非常に有効な手段といえるでしょう。

今まであまり税金について考えていなかったという方にとっては、あらためてご自身の申告を見つめなおすきっかけになると思います。

税務に関する情報は様々なものがありますので、専門家などから知識を教えてもらうなどして、上手に申告をすすめていっていただければと思います。


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