経理

  • 投稿
  • 2014/07/16
  • 編集
  • 2015/02/26

決算時の在庫の扱いはどのように処理しますか?

決算時の在庫の扱い

このエントリーをはてなブックマークに追加

決算時に在庫があった場合、
棚卸表に下記のように記帳し会計処理を行います。

・商品の在庫が100,000円分あった場合

借方 金額 貸方 金額
商品 100,000円 期末商品棚卸高 100,000円

上記のように記載することで、
在庫分を資産として計上することが出来ます。

そして、翌年は資産を在庫分へ戻すために、翌年の期末に、
以下のように記帳します。

借方 金額 貸方 金額
期首商品棚卸高 100,000円 商品 100,000円

決算では、総勘定元帳の記録と、正確な金額に修正する手続きの決算整理を行います。

売上原価の計算や、減価償却、など決算整理が必要なものを調べて、それらを表にまとめたものが、「棚卸表」です。

この棚卸表のメインとなるのが商品の在庫整理です。

[関連項目]決算時の在庫整理に使用する棚卸表とは

マルナゲ

 

棚卸表とは

棚卸表には、商品の種類ごとに、現物の数量、単価、金額、合計金額を記入します。

棚卸表には、通常品目ごとに、数量×単価の形で集計されます。

数量は、棚卸で確認した数量です。

単価はふつう、そのものを一番最近に仕入れた時の単価を使います。
これを「最終取得原価法」と呼びます。
仕入れ、出荷をその都度帳簿につけて記録している場合は、「総平均法」や「先入先出法」といったやり方もあります。

また、棚卸資産(商品、製品、半製品、仕掛品、原材料、補助材料、消耗貯蔵品など)の中身は、外部から購入(仕入れ)や社内で作ったものがあります。

 

原価の算定

原価(取得原価)の算定には、様々なものがあります。

「期首棚卸資産残高+期中仕入れ高-期末棚卸資産残高=売上原価」
一般的には、このような算式で、売上原価を把握します。

この時期中の仕入れの単価に、全く変動がなければ、期末残高の単価も簡単に計算できますが、実際には、期中の仕入れ単価が変動することが多く、棚卸資産をどの単価を使って計算するかによって、期末残高、売上原価の金額が大きく変わってきます。

 

棚卸資産の評価法

棚卸資産の評価法には、「原価法」「低価法」があります。
原則として「原価法」を用います。

 

原価法

原価法には個別法、先入先出法、後入先出法、単純平均法、移動平均法、総平均法、最終取得原価法、売価還元法の8種類があります。

このうち中小企業では、期中の最後に仕入れた単価を、期末数量残に乗じて期末残高を算出し、差額により原価を計算する「最終取得原価法」を採用している様です。

 

先入先出法

一般的には、先に仕入れたものを先に使ったとして計算する方法の「先入先出法」
造に使用する直前の数量残と金額残から使用ごとの平均単価をその都度計算する「移動平均法」
採用しているようです。

利益を把握するには、正確な棚卸が必要です。

「売上総利益=売上高-売上原価」で、利益の総額は分かります。

棚卸差額の数量での差額が出た場合は、紛失,盗難、出庫ミス、受け入れミス、棚卸カウントミス、外部などへの預け品の計上漏れなどが考えられます。

製造管理の行き届いたラインでは、0. 数パーセント以下の差額の確率で管理されています。

インターネットの発達で、商品の管理体制が驚くほど強化され、一昔前までの従業員総出で棚卸作業をするといった風景が、どの商店でも見られなくなりました。

 

在庫管理

在庫管理は、月次ペースでパソコンに入力されていますので、期末の決算ではより正確な数字が把握することが可能です。

また商品の動きを仕入れ、売上、繰越商品の3つの勘定で処理する3分法は、決算時に一括して、売上総利益として計算します。


マルナゲ

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

決算総勘定元帳

  • 個人向け
  • 法人向け

決算時に必要な総勘定元帳とはなんですか?

総勘定元帳とは、勘定科目ごとに全ての取引を記載する勘定口座を集めた会計帳簿の…

決算未払費用

  • 個人向け
  • 法人向け

決算後の「未払費用」の計上の方法を教えてください

決済後の未払費用とは、経費ですでに物品などを購入したり、サービスの提供を受け…

会計ドットコム  編集部

会計ドットコム(会計.com)は、会計にまつわる疑問やお悩みを解決できる「会計メディアプラットホーム」です。会計に関するのお役立ち情報を随時更新しております。また、税理士紹介サービスなど、経営者様必見のサービスも展開中です。ぜひご覧ください。

会計ドットコム サイト内検索

ページの先頭へ戻る