経理

  • 投稿
  • 2014/06/29
  • 編集
  • 2015/02/26

決算時に必要な総勘定元帳とはなんですか?

決算総勘定元帳

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総勘定元帳とは、勘定科目ごとに全ての取引を記載する勘定口座を集めた会計帳簿のことです。単に、元帳とも呼ぶこともあります。分かりやすく言うなら、総勘定元帳とは勘定科目ごとにキレイに整理された帳簿、つまりノートのことです。

総勘定元帳を利用することで、仕訳帳上にバラバラに散っている勘定科目を、勘定口座という一つの集計単位ごとにまとめて整理することができます。つまり仕訳帳と総勘定元帳の内容は同じですが、並びや整理の仕方が異なる2つの帳簿が存在することになります。

総勘定元帳には、仕訳帳から全ての取引が転記され、期末には総勘定元帳から貸借対照表や損益計算書が作成されます。

勘定口座を一つにまとめて、総勘定元帳を一冊として作成することができますが、発生頻度の高い勘定科目は勘定口座を多めに作成し、少ない勘定科目には少なめにページを作成することができます。

マルナゲ

総勘定元帳は勘定科目で整理

総勘定元帳も仕訳帳も共にすべての取引を記録することができますが、総勘定元帳では仕訳帳と異なり、仕訳で要素別に分類された勘定科目を科目ごとに記録することができます。
勘定科目には現金や仕入などの項目がありますが、記録データが非常に多いため勘定科目ごとに記録して整理する必要があります。

 

・勘定口座

総勘定元帳では、その会社が使用する勘定科目の数だけの勘定口座を用意して整理する必要があります。勘定口座というのはページや行など、それぞれの勘定科目を記入場所、集計単位ごとに整理してまとめたものです。

 

総勘定元帳への転記

仕訳帳から総勘定元帳のそれぞれの勘定口座へ書き写す作業のことを転記といいます。総勘定元帳に転記をすることによって、勘定科目ごとに整理することができるので、知りたい科目の情報をすぐに見つけることが可能になります。なお「転記」とは、移転記入の略で、仕訳帳から総勘定元帳へ移転させ記入するということを意味します。

 

具体的な転記事例

総勘定元帳によって、仕訳帳でバラバラだった勘定科目を、日付順や勘定科目ごとにキレイに整理することができますし、勘定科目ごとの残高も把握しやすくなります。

仕訳帳から総勘定元帳への具体的な転記事例は、以下の通りです。

  • 「摘要欄」には、仕訳の相手勘定科目を記入します。
    一例として、仕訳する際の現金の勘定科目は売掛金となりますから、現金元帳の摘要欄には売掛金と転記することができます。
  • 「残高」については、売掛金元帳を参照することができます。
    仮に残高が200,000円となっているとします。この場合、売掛金残高800,000円で、600,000円が回収された結果、残高が200,000円であることを意味します。
  • 「借/貸」欄では、残高が借方側か、貸方側の残高かを判断することができます。
    仮に売掛金元帳において「借」と記入されている場合、借方側の残高であると判断することができます。

 


マルナゲ

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